
1.はじめ
今回は主観で作成した危険なポケモンtier表を基に甘えるという選択の重要性を解説します。
2.各ランクの解説
S〜Bまでは左右差あり(左にいるほど強い)、C以降は左右差なし(C以降も少しはありますが、ケースバイケースになるポケモンが殆どなので左右差なしとします)
あと A下位とB上位間は人によって入れ替わりあり、B下位も人によって左右差認識に差あるかなと。
ただ、今回はランク解説が趣旨の記事ではないため、 Aランクの途中からは省略します(需要あれば別記事で扱います)
B以降は1プレミによってワンパンされる可能性が高かったり厄介な性能があったりとかで振り分けてます、ワンパン性能ないポケモンはD以下です。
Sランク(有象無象を破壊する凶悪連中)
・ルナトーン
部屋技がないのでレディアンよりも下に扱われがちだが、個人的にはこのポケモンが最も厄介かつ凶悪な性能を持つと考えている。
部屋技がないと言われているが、視界外からのロッカによって実質部屋技があるといっても過言ではない。
加えて3倍速になってしまえば、急接近によって固定ダメージの「サイコウェーブ」、行動不可の「さいみんじゅつ」を使用する怪物が爆誕する。また3倍速の強みは急接近のほか、状態異常の回復速度が上がることである。自然回復もあるので有限の状態異常は最大1ターンしか持たない。
これによって倍速になったルナトーンを対処する方法はしばられ系orワープ系、とうめいの3択となり、主要アイテムの消費を強要しに来ている。
攻守共に最強の敵。
・レディアン
ポゲダンをやっている人ならご存知の部屋技「ぎんいろのかぜ」を使用する最強のてんとう虫。
C以降のポケモンはレディアンのぎんいろのかぜが確定2発以下のパターンが多いため、87〜90Fで見えない赤点があろうものなら、その赤点がレディアンと確定していない状況でもアイテム消費をする必要がある。
このポケモンの厄介な点は①開幕の見えない赤点があればアイテムを使わざるを得ない(87〜90の消耗率が高い)②虫の知らせによって中途半端な削りは許されないの2点に集約される。
また、レディアンの存在によって「86までは開幕に赤点がいても甘えざるを得ない状況にある」ことがルナトーンを強化する要因の1つになっていると考える。
・ルカリオ
実質の部屋技や凶悪な2マス技こそないが、賢さ「しゅうちゅう」によって当たりやすくなった「ボーンラッシュ」が非常に凶悪。
角抜け技のために索敵範囲外からいきなり飛んでくることもあり、5発喰らってしまった日には相性関係なく即死である。
また賢さ「まけんき」によって物理主体のポケモンは中途半端な殴りが許されないこと、HPが高くアイテム消費なしでの突破が困難であること等厄介な要素は多い。
それでもルナトーンやレディアンに比べたら遥かにマシである。
Aランク(適切な処理をしないと倒される)
・エンペルト
中途半端な攻撃をして激流圏内に入った状態から放たれるバブルこうせんは非常に強力であり、どのポケモンで挑んでも致命傷以上になる。
加えて耐性が強いために混乱や惑わしなどで2,3発殴ったところで倒れない場合も多い。
回復体質で状態異常の回復も早いので3ターンぐらい経過した場合、倒しに行こうと接近してはいけない。
この場合は大人しく再度状態異常をかける必要があるが、最初からこうなることは目に見えているので基本的にはしばられ系を使うのが無難。
・ハッサム
エンペルト同様に耐性の良さと回復体質によって状態異常をかけて素早く倒すというのが難しい(エンペルトよりは簡単だが)
また特性もエンペルトの虫verむしのしらせであり、れんぞくぎりを強化してくるので中途半端な削りは許さない。
もう1つは部屋中のポケモンを倍速にする「こうそくいどう」に注意する必要がある。敵がたくさんいる部屋で使われたら詰んでしまうケースもある。
3.甘えるという選択肢の重要性
今回の本題である「甘える選択肢」については配信内外問わずに言及していることだが、記事という形に残して説明をする。
3-1.なぜ甘える必要があるのか
「アイテムを出し惜しみしてはいけない」
これはよく耳にする内容であるが、これは正しくない考え方だと主張したい。
確かに深層以降でアイテムを出し惜しみするのは自殺に等しいが、深層に入るまでの間に出し惜しみなく使っていれば、出し惜しむほどのアイテムすらない状態になっているからである。
そうなればルナトーンやレディアンみたいなポケモンに出会わないことお祈りの冒険になることは避けられない。80F以降から技のみ使うという賢さも習得しているので通常攻撃お祈りすら通じない。
1冒険で手に入るアイテムの数は限られているからこそ「どの場面で節約するか」を考えて、80F以降の魔境で安定択を取り続けられる状態にしておくことが重要となる。
3-2.「甘える」の定義について
あまり特筆すべき事項でもないが、「甘える」の定義について記載する。
まずは2章のAランク解説のタイトルにて「適切な処理をしないと倒される」と書いた通り、深層の各ポケモンには理想の処理ルートが存在する。
理想の処理については「リソースを最小限に留めた上で高確率で突破できる方法を選択できたかどうか」を判断基準とする。
各ポケモンの理想の処理については個別解説するとキリがない(vs複数の場合は? 開幕階段の場合は? etc…)ため、簡単な例を挙げて説明する。

(白:移動可能、下5マスは部屋 黒:壁)
ゴーストタイプのポケモンで挑んだ際、上の画像のような状況が発生したとする。所持しているアイテムは以下の通り。
【ふらふらのタネ】【まどわしのタネ】【しゅんそくのタネ】【ワープのタネ】【しばりだま】【ふらふらだま】【はらいのけだま】【とうめいのたま】【ビックリだま】【ワープだま】【ふっとびだま】
ではこのときの理想の処理ルートは何か。
慣れている人ならそこまで悩む内容でもないが、適切解は1マス下に歩く→【ビックリだま】→撃破である。回復体質があっても5ターンぐらいは持つ。
【ビックリだま】を【ふらふらのタネ】や【まどわしのタネ】にすると壁に入られた場合に詰むので代替不可。
リソース的には1マス下に歩いて【ふっとびだま】のほうがよいが、階段部屋に着くまでに似たような状況で、再度遭遇する可能性があることを考えると選択肢から除外される。
【ワープのタネ】や【はらいのけだま】、【ワープだま】は【ふっとびだま】と同じリスクを抱えるうえに、コストが【ふっとびだま】よりも大きいので論外である。
【しばりだま】や【とうめいのたま】については、絶対に処理が出来るが、単体に割くアイテムとしてはコストが大きすぎるのでこれも論外。
【ふらふらだま】は壁の中に入って凌がれたらまた似たような状況になるだけ。
別解は【しゅんそくのタネ】→部屋に出る→カゲボウズを部屋に入れる→【まどわしのタネ】or【ふらふらのタネ】→撃破である。
こちらは【ビックリだま】よりもコストが大きいが、【ビックリだま】ルートと大きく異なる点はより安定を取っているところ。
1マス下は下の部屋に敵がいた場合に視認される範囲、つまりルナトーンやレディアンが裏から暴走しに来る可能性もある。
そのため、【しゅんそくのタネ】で部屋に出るという行動が①カゲボウズのかげうちを喰らわない状態で倒す用意が出来る②部屋に凶悪な敵がいないかの確認が出来るという2つのメリットを享受出来るので、リスクリターン的に十分釣り合っている。
ここまでは理想の処理について述べたが、深層で理想の処理を取り続けるためにも、中層まではアイテムを節約しなくてはいけない。
しかし、一切のアイテム消費をせずに対処することも難しいので「危険な敵に対しては主力アイテムを切らずに比較的勝率の高い選択をする」ことが必要となる。
「危険な敵に対しては主力アイテムを切らずに比較的勝率の高い選択をする」:
・倒されるリスクが低い状況ではアイテムを使わないこと
・倒されるリスクがある状況では使えるコスト(大きいものは使わない)の範囲で最小限まで落とせるようにすること
死ぬリスクは存在するが、死亡率が低いならアイテムを使わないor妥協(状態異常タネ系or単体処理不思議玉系orとびつきばしょがえ)することを「甘える」と定義する。
3-3.甘えの見極めラインについて
この節では適切な甘え方の手段を説明する。
まずはあしらいスカーフの有無によって甘えていい敵(なんなら完封になったり)のラインが大きく変わるため、ありとなしパターンで別々に説明をする。
また説明に入る前に1点補足をすると「オレンのみ」は80Fに入るまでは出来る限りたくさんストックしておくこと。
80Fまでは攻撃を喰らうこと前提の甘え行動を幾度となく取るため、甘えの回数を増やすためにもオレンの価値は非常に高い。
私の配信を見れば分かる通り、他の人に比べてオレンのストック数が多いと思う。これは甘えの回数を増やすためである。
3-3-1.あしらいスカーフ 有






(tier表はポケソルのサイトを利用しました。本編と全く関係ないですが、助かりました)
上記tier表はあしらいスカーフを持った状態での危険度を表している。図鑑番号順でソート。ランク圏外は全てあしらい可能。
またこのランクの前提条件として、「あしらえない技を等倍以上で被弾する(状態異常系は有効であること)」が含まれている点に注意。
例えば、特性「よびみず」のポケモンはあしらいスカーフを持つだけでエンペルトを完封出来るのでランク外になったりする。
その他、ヒードランがハヤシガメやレディアンと戦う場合は主力技が1/4なのでランクの通りにはならない。
主力技が1/4以下になる場合や催眠系の技を無効にする手段がある場合は上記のランクの限りではない。半減なら-1〜2,無効なら圏外。逆に抜群なら+1〜2あると考えて立ち回る(Eのみ後述により+になることはない)
ちょっと編集前の書き方が雑だったので、より丁寧にランク基準を書くことにする。
Sランク:完封出来ない限りは絶対に甘えない
Aランク:Sランク同様だが、相性や状況次第(アイテム枯渇)では甘えることも検討出来る(アイテム使用しない)
Bランク:2回以内に倒せるのであればアイテムを使わなくてもなんとかなるが、1回で倒さないと窮地に陥る可能性があるので出来れば軽めの足止め手段を使って対処したい
Cランク:2回以内に倒せるなら問題なし
Dランク:下手に殴ると裏目になり(メロボ、静電気筆頭のカウンター系特性、まけんき、状態異常、すなかけetc…)後手に回るパターンあり、1回で倒せないなら石を使って圏内に入れておく
Eランク:先制されなければ恐れる必要のないワンパン系か火力が低すぎて倒れる待ちが出来る
3-3-2.あしらいスカーフ 無
なしverは全てのポケモンをランク表に起こす必要があるが、膨大な時間がかかるために文章のみに留める。
こちらの基準は単純で①連続技の有無(2発〜)②催眠技や鈍足技の有無によって考える。
また、70Fから解禁される賢さ「スキがない」は技を外したら1歩下がるという効果を持つ。
連続技がある場合でも、1回外せばそれ以上撃たれないのでかなり甘えやすい。
①,②に該当していない場合でも、「むしくい」や「うらみ」を持つポケモンについてはPP面で非常に困るので、事前に索敵したうえで石や枝で削っておいて確実に1発で仕留められるようにする。
状態異常技を持つポケモン(あやしいひかり、かなしばり等)であれば使用するのも手。
上記3つのパターンいずれにも該当しない場合は1回の被弾で死ぬことは考えにくいため、1回攻撃をして様子見しながらピンチになったら別途対処・何もなければそのまま倒していく。
3-4.索敵面での甘え
危険なポケモンランキングでは上位の殆どが80F以降に出現するポケモンとなっている。
これは賢さ「わざだけつかう」が解禁されたことが理由の1つとして大きく、相手は通常攻撃を一切使用しなくなる。
分かりやすい影響点はあしらいスカーフのあしらい率が落ちることだと思うが、最も強く影響を受けているのは「索敵範囲外から攻撃を受けたときの死亡率」と私は考える。
58〜64Fまで出現するチルットと91〜99Fまで出現するチルタリスを例に考えてみる。
チルット、チルタリス共に「うたう」を覚えている可能性があり、索敵範囲外から不意の「うたう」を当てられたらかなりの確率で倒れてしまう。
しかし、58〜64Fのチルットは「わざだけつかう」がなく、「うたう」の使用率自体が落ちている。眠ってしまった後でも通常攻撃連打の可能性が残っているのも優しいポイントである。
反対にチルタリスから「うたう」を使われた場合、攻撃技の採用率も高いことから起きるまで生きている確率はかなり低くなってしまう。
したがって、石を使っての索敵は80Fからにして79Fまでは枝や箱などで石の温存を徹底した方が良い。
深層では部屋に入った瞬間にこうそくいどうやぎんいろのかぜ、しんぴのまもりなどを使うポケモンが多数いることに加え、壁移動をするポケモンが8階層も続けて出現することや催眠系の技を使うポケモンが84F以降ずっと出現するため、出会い頭での事故率がとにかく高い。
それに比べれば79Fまでは部屋技自体少なく、通常攻撃で済む可能性があるため、索敵に失敗してもなんとかなる場合が多い。
80F以降では常に石を使って安全に部屋に入れるようにするために、79Fまでは索敵面での甘えも必要となる。
4.おわり
以上、今回は「甘える」選択肢について解説をしました。
うんめいのとう攻略で苦労するのは①経験値稼ぎを実行させること②深層攻略の2点ですが、②は中層までに如何にアイテムを節約しているか(=甘えているか)が大切です。この点さえ意識すれば深層はワープスカーフがなくてもなんとかなります。
今後うんめいのとう攻略をする人の参考になれば幸いです。